まだ記憶に新しい東京オリンピック空手道競技は、全8種目を８か国で分け合う形となりました。全メダルに関しては、20ヵ国で分け合うという、大勝ちした国はどこにもないという、ある意味空手界にとっては、とても良い結果になったと思います。

その中で、2名の教え子をオリンピックに送り出し、金メダル2個を獲得したコーチがいます。女子組手3階級中2階級で教え子を金メダリストにさせたセルビアのロクサンダ先生です。

コロナ渦でセルビアは世界一ワクチンの普及率が高く、どの国も自粛を迫られる中、ロクサンダ先生は世界中の女子選手をセルビアに呼び、指導をしていました。

彼女は、世界の女子組手選手の母親的存在となり、心の支えとして献身的に活動していました。

そのロクサンダ先生が、ついに日本でセミナーを開催します。肥沼正勝先生にご尽力いただき、牛久市での開催となりました。

今回は、一度きりのセミナーです。お時間のある方はぜひ参加してください。

因みに、ロクサンダ先生は現役時代に、秋田でのワールドゲームスに出場して銅メダル、京都での世界学生に出場して金メダルを獲得、東京ウーマンズカップで金メダル獲得するなど、選手としても一流でした。